欧州航路 - 海運再建期
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スエズ経由欧州線 日本郵船(株) 明29.3.15(1896)開設大正期昭和初期昭27.6.24(1952)再開海運再建期海運集約期
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昭和31年(1956)1月からパナマ経由欧州線が西回り世界一周航路となったのに応じてスエズ経由欧州線はそれまでの各月下旬日本出航にスケジュールを改定した.その後,集荷状況に対応してルアーブル,ブレーメンへの定寄港開始,マルセーユの臨時寄港地化,マシンロック寄港中止など寄港地変更が行われた.昭和36年(1961)5月以降,A型船にかえてS型高速船を配船するとともに復航経路を西回り世界一周航路と入れ替えて新スエズ航路に改組し,スケジュールを日本,欧州とも各月下旬積みに改訂し全航海日数115日の快速便になった.
1960-06-15 (昭35) [船]赤城丸,熱海丸,秋田丸,有馬丸,隅田丸
1961-05 (昭36) 以降,A型船にかえてS型高速船を配船
滋賀丸 Shiga Maru (1958) 1973.8.11 神戸港 - K.Sato

パナマ経由欧州線 日本郵船(株) 昭29.2.16(1954)再開-昭31.8.26(1956)西回り世界一周航路-海運集約期
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戦前も配船していたパナマ経由欧州線は昭和28年(1953)11月にようやく同盟に認可された.当初はニューヨーク線の延長として運営されたが昭和29年(1954)8月以降は同線より分離され独立した航路となった.欧州航路の三井問題が解決すると日本郵船にはパナマ経由欧州線の臨時配船権にかわって年間12航海の西回り世界一周航路への配船権が認められた.
1954-02-16 (昭29) 横浜出航の阿蘇丸を第1船として再開[船]阿蘇丸
阿蘇丸 Aso Maru (1951)

1954-08-28 (昭29) 直航第1船として有田丸が横浜を出航[船]有田丸
有田丸 Arita Maru (1953)

北米太平洋岸・欧州線 日本郵船(株) 昭31.8(1956)開設昭34.1(1959)休止
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パナマ経由欧州線の廃止に伴い,北米太平洋岸・欧州集荷地盤の維持を目的に昭和31年(1956)8月,開設.寄港地は北米太平洋岸/欧州/タンパ/(臨時ガルフ諸港)/日本.往復航ともトランプカーゴが大きな割合を占めていたので不定期船市況の不振とともに採算が悪化したので昭和34年(1959)1月で休止.
黒海航路 日本郵船(株) 昭33.6(1958)開設-海運集約期
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昭和33年(1958)12月の日ソ通商条約および貿易支払協定が調印され定期航路に関する覚書が交換された.これにより,ナホトカ航路と黒海航路が開かれることとなり日本郵船は黒海航路の運航者指定を受けた.昭和37年(1962)10月には年間12航海のサービスとなり採算性の良好な航路となった.
1958-06-26 (昭33) 横浜出航の安藝丸を第1船として開設[港]香港/シンガポール/ペナン/ポートサイド/ベイルート/ラタキア/ファマグスタ/ピレウス/イスタンブール/ブルガス/コンスタンツァ/オデッサ/ノボロシスク等[航]年6回[船]安藝丸
安藝丸 Aki Maru (1954)

日本欧州線 大阪商船(株) 昭和初期昭28.5(1953)再開昭31.1(1956)日本欧州急航線海運集約期
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大阪商船は戦後再開の準備として昭和28年(1953)1月,日本欧州同盟に12航海の要求に対し年6航海の条件で再加入.同年5月あんです丸を第1船としてスエズ経由日本欧州線を再開した.
1953-05-10 (昭28) あんです丸を第1船として再開[港]{往航}神戸/小樽/横浜/清水/名古屋/門司/基隆/香港/マニラ/シンガポール/ポートセッテンハム/ペナン/アデン/スエズ/ポートサイド/ジェノバ/マルセイユ/カサブンランカ経由ロンドン/アントワープ/ロッテルダム/ハンブルク{復航}ブレーメン/ロッテルダム/アントワープ/カサブランカ/ポートサイド/コロンボ/ペナン/シンガポール/マニラ/香港経由横浜/名古屋/門司/神戸[船]あんです丸
あんです丸 Andes Maru (1951)

東航欧州線 大阪商船(株) 昭和初期昭28.12(1953)再開昭32.5(1957)休航
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第1船ぱなま丸によりニューヨーク線の延航として定期サービス再開.本航路はすでに配船中のスエズ経由年6航海に対し臨時措置ながら欧州向け増配の形となった.
1953-12-23 (昭28) [港]{往航}比島諸港/神戸/名古屋/清水/横浜/ロサンゼルス/クリストバル/ニューヨーク/フィラデルフィア/ボルチモア/ハンプトンローズ/ハンブルク/ブレーメン/ロッテルダム/アントワープ{復航}ニューヨーク/ノーフォーク/クリストバル/ロサンゼルス/横浜/大阪/神戸[航]年4回[船]ぱなま丸,めきしこ丸,はわい丸
1956-06 (昭31) ロンドン船主会議で当航路を解消のうえスエズ経由年12航海が認められた
1957-05 (昭32) ろんどん丸を最後として再び本航路を休航[船]ろんどん丸
ろんどん丸 London Maru (1953)

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